ものすごく歴史の古い料理というわけではないと思いますが、今では家庭料理の定番中の定番といった料理ですね。
ぼくにとって「肉じゃが」は副菜の主役といった存在です。メインの料理というよりは何かもう一品ほしいときにつくる感じ。
レシピは、牛肉・じゃがいも・玉ねぎだけのシンプルなものをご紹介します。煮崩れしないようなるべくかきまわさないのが調理のポイント。落し蓋をして煮汁を上手に対流させます。
ちなみに、じゃがいもはメイクイーン派の人と男爵派の人がいると思いますが、ぼくは男爵派です。
東京グラトンズ｜料理レシピ：肉じゃが
肉じゃが
家庭料理の定番中の定番。シンプルに牛肉・じゃがいも・玉ねぎだけのレシピです。
材料（2人分）
牛肉（薄切り）：200g
じゃがいも：4個（約500g）
玉ねぎ：1個
サラダ油：大さじ1
調味料（だし：2カップ、砂糖：大さじ5、日本酒：大さじ3、みりん：大さじ1、醤油：大さじ5）
作り方
【1】じゃがいもは皮をむき、4等分して5分くらい水に放して表面の澱粉質を取る。
【2】玉ねぎは皮をむいて縦半分に切り繊維にそって2cm幅くらいに切る。牛肉はひと口大に切る。
【3】鍋にサラダ油を入れて熱し、十分温まり油がなじんだら一度火からおろして冷ます。
【4】牛肉を入れ、ほぐして油をからめてから中火にかける。
【5】色が変わったら玉ねぎを加え軽く炒め、水気を切ったじゃがいもを加えて軽く炒め合わせる。
【6】調味料を順に加えて強火にする。煮立ったらアクをていねいに取り、中火にして落し蓋をして煮る。
【7】だんだん煮汁が減ってくるので、まんべんなくまわしながら途中で具の上下を入れ替える。
【8】少しだけ煮汁が残るくらいになったら出来上がり。
ポイント＆アドバイス
●【3】では鍋を完全に冷ます必要はないので、鍋底にぬれふきんをあてるぐらいでＯＫです。
●牛肉は油をからませてから炒めると焦げつきにくくなります。
●全体に煮汁がまわるように鍋を傾けるようにしながら前後左右煮汁をまわします。
●具の上下をかえるときはゴムベラなどでざっくりと。あまりいじると煮崩れてしまいます。
●鍋に入れたままにしておくと湯気と余熱でべたっとして色艶も悪くなります。すぐに器に盛るか、バットなどにあけましょう。
