東京グラトンズ|グラトン食彩記:山菜の王者「たらの芽」
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グラトン食彩記

山菜の王者「たらの芽」

山菜の王者「たらの芽」

山菜の王者、天ぷらの王様などと言われる、たらの芽。
爽やかな風味とほのかな苦みが春の到来を感じさせてくれる。
栽培ものは3月が出荷のピークだが、野生のたらの芽は4月~6月上旬が食べ頃である。
たらの木は全国の山野に自生しており、春になると茎の先端にふっくらと芽が出るのでこれを採って食す。
食べ方はやはり天ぷらが最高だ。ホイルで包んで焼いても旨い。
ちなみに、たらの芽採りには「2番芽は摘むな」というルールがある。それぞれの茎から芽を1回採っても枯れることはなくその横から第2の芽が出るそうだが、その第2の芽まで採ってしまうとその枝はかれてしまうのだ。山菜採りのマナーとして有名な話である。
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