東京グラトンズ|グラトン食彩記:世界最古のフルーツ「いちじく」
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グラトン食彩記

世界最古のフルーツ「いちじく」

世界最古のフルーツ「いちじく」

世界最古のフルーツと呼ばれている。
エジプトでは紀元前2000年にはすでに栽培されていたといい、旧約聖書の中でアダムとイヴが腰に巻いているのもいちじくの葉である。
旬は初夏と秋。これは幼果のまま越冬して7月頃に熟す夏果と、春に果実がついて秋に熟す秋果があるからだ。
たんぱく質を分解する酵素が多く、肉料理などのあとに食べると胃の負担を軽減する。また食物繊維が豊富で整腸効果があるため、便秘によく効くとも。
ちなみに漢字では「無花果」と書く。花を咲かせずに実をつけると思われがちだが、実は果実そのものが花であり、実の中に花が咲くため外からは見えないだけだ。
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